SMAP No.5

久しぶりにこの場所に来ました。忘れっぽく、ちゃんとできない私が、パスワードを覚えていられるなんて、びっくりしました。そしてまた、とても拙く恥ずかしい文章が残っていることにも驚き桃ノ木山椒の木。

 

恥ずかしいけれど、私が、これまで、SMAPをとても愛していた、と残しておいてよかった。

 

 

 

時代は、令和になった。

 

もう、あたり前になった。

 

SMAPはもういない。

 

 

あの震災から10年がたつ。テレビ、新聞、インターネットの記事、それぞれに特集が何度も組まれていた。そこに、SMAPはいない。

10年の間にいろいろなことがあった。今だって未曾有のパンデミックが起こっている。日々変わっていく中で、どう生活をすべきか、正解が分からない。いつもなら、「僕たちはここにいるよ」と光をともしてくれたSMAPはいない。

 

 

 

SMAPはいないが、SMAPのみんなや、SMAPを応援していた私たちの生活は続いている。

 

最近は、よくSMAPに会いたくなる。

 

 

SMAPのリーダー、中居正広さんは独立して個人経営の会社を立ち上げている。

木村拓哉さんは、唯一ジャニーズ事務所に残って活動されている。なんとインスタを始めている。私的には、家族ひっくるめて情報が流れてくる日々にはちょっとまだ慣れない。

稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんは、3人で新しい会社を立ち上げている。初めは地上波に出られないことなどなど、やっぱり芸能界のしきたり的なブラックなところを感じた。そんな中、新しい活躍の場、ネットを使ってみたりしていくうちに、3人が持っていた力が、それぞれの場所でまた、再び開花し始めている。

 

思い返せば、この3年?4年?え、もう5年?はいろんなことがあった。
私も、始めは、頑張ったつもりだった。一人でもテレビに出るなら、と見ていたけれど、ずっと怖かった。いつ打ち切りになってしまうのか、とびくびくしながら見ていた。実際に、吾郎さん、つよポン、慎吾さんのテレビは突然打ち切りになった。番組のフォームにコメントを送り、一つの改編期を乗り越えたところで、だめだった。

 

それから、5人をもう一緒の画面で見ることはないんだ、って事実には何度も頭を打たれた。

浮かない顔をしていた時だってあったし、なんだかしゃべらなくなったトークの時だってあったし、年末の忙しさから全然揃っていないパフォーマンスの時もあったけれど、5人が見られたんだ。

 

これは、奇跡だったんだ。

 

 

 

 

 

仕事に行くのが、つらい時。

仕事をやめたくなった時。

取り返しのつかないような失敗をして、落ち込んだ時。

ひとりで暇を持て余した時。

どうしても気分が乗らない時。

季節の変わり目のなんだかよくわからない不安に襲われた時。

何か曲を聞きたいけれど、ぴったりの曲がない時。

 

曲やライブの彼らは、いつだって元気ですごい。

SMAPは私の心の支えです。

 

ひっそり、こっそり、になってしまってごめんなさい。

 

応援しています。